「リアルドラえもん」って聞いたことはありますか?ネコ型ロボットのドラえもんが21世紀の今、科学技術の粋を集めて実現するかもしれません。
「リアルドラえもん」って言葉を聞いたことがありますか?これはあのおもちゃ会社のバンダイが2004年にぶちあげた「2010年までにドラえもんを作る!」という『Real Dream Doraemon Project(リアル・ドリーム・ドラえもん・プロジェクト)』に端を発しています。実はその第一弾は既に発売されています。それが対話型エンターテインメントロボット『ドラえもん・ザ・ロボット』です。この商品はまるで「家族の一員」の様に一緒に遊んだり、365日共に生活する感覚を味わうことのできる対話型エンターテインメントロボットです。対話を実現する為の機能として音声認識技術を採用し、約750語の言葉を話し、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。その他にも、頭やしっぽ・手など、本体に計10数種類のセンサー技術を内蔵しており、足部分に車輪がついている為移動も可能です。
リアルドラえもんを実現させるべくバンダイが立ち上げた『Real Dream Doraemon Project(リアル・ドリーム・ドラえもん・プロジェクト)』(通称:RDDP)とは「2010年までに本物のドラえもんを作りたい」という思いからバンダイが発足させたプロジェクトで、原作者である藤子不二雄(藤子プロ)や、小学館プロダクション・アサツー ディ・ケイをはじめとする関係企業の協力と、ロボットの研究に従事する企業・研究機関・教育機関との協力により、バンダイがその商品を開発・発売していく、というものです。元々バンダイにはコミュニケーションロボットを開発しよう、という声はあったようなんですが、それと根強いドラえもんブームがコラボレーションした、という事ですね。
リアルドラえもんの背景は大分ご理解頂けたかと思いますが、果たしてリアルドラえもんの開発は可能なのでしょうか。結論から言うと2010年までに我々が思い描いているドラえもんをリアルに再現する事は無理でしょう。ただ、人型ロボットの研究は東京工業大学やホンダを中心にかなり進んでいるのは事実です・・・なんて話しを友達としている最中にとんでもないニュースが舞い込んで来ました。それは「リアルドラえもんが中国で実現している!」というのです!話しを聞いてみると、中国でドラえもんをモチーフにしたらしい実写版の動画が存在するって事らしいです。私も見てみましたが、これがひどい出来でした・・・。興味がある方は某有名動画サイトで検索して見てください。